合気道小林道場 Aikido Kobayashi Dojo

平成20年11月

四十周年記念行事謝辞

合気道小林道場四十周年記念行事を全て成功裏の内に終えることができました。これも皆様のご協力の賜と感謝しております。

記念行事は、一、九月二十三日午前に埼玉県所沢市民武道館での記念講習会。二、同日夕方より千代田区九段のホテルグランドパレスに於いての祝賀会。三、九月二十五日から二泊三日で、合気道創始者植芝盛平翁先生の故郷を訪ねる旅。 四、十月四日〜五日での千葉県岩井海岸での一般クラス合宿。五、十月十二日〜十三日の岩井海岸子供クラス合宿です。

それ以外にも記念誌の発刊も行いました。十年毎の区切りに記念誌を発刊してきましたが今回は海外の道場の人達にも思い出になるように英文の翻訳を付ける事にしました。記念誌の広告は国内道場関係者ばかりでなく海外道場にも呼びかけ協力をお願いし多くの協賛を得ることができました。

三週間の長きに渡り飛び飛びに計画を建てた各行事です。参加募集を開始した時点では多くの人が参加してくれるのか心配でしたが、一旦決定し公表した以上、不退転の決意で準備に取りかかりました。

特に海外交流道場の参加者は長期の休暇と飛行機代、滞在費、記念行事の費用そして観光代とかなりの多額の費用が掛かります。事前に情報を流していましたので、結構スムースに連絡が来たのは有難かったです。しかし参加しますと言って、ぎりぎりまで連絡ない人達もいましたので、担当者は頭を悩まし続けました。

何故この様な行事日程になったかと言いますと、合気道小林道場では道場開設以来十年単位の行事には必ず道主をお招きしてきました。道場開き、十周年、二十周年は二代道主植芝吉祥丸先生、三十周年は三代道主植芝守央先生です。四十周年にも植芝守央道主の御参加が絶対必要条件です。九月か十月の日曜日か祭日で、植芝守央先生が講習会と祝賀会に出席して頂ける日を選定して頂きました。それが九月二十三日でした。

そこから講習会の場所探しが始まりました。都内か三多摩の体育館で四百〜五百名稽古出来る場所を確保しなければなりません。しかも九月二十三日限定です。この場所探しは本当に難しい問題でした。指導部員が探し回ると供に色々な方にお願いしました。

或る方から埼玉県所沢市民武道館が借りられそうだとの情報が入りました。畳も六百畳有るとの事です。合気道小林道場四十周年講習会の条件としてはピッタリです。直ぐ書類を提出し認可が決定した時は歓喜の声を上げると供に四十周年行事の成功を確信しました。

指導部員は担当道場の指導、春から夏の海外指導にも出かけながら各行事の招待状の発送、出席者の確認に追われました。お蔭様で四十周年記念行事に対する会員、関係者の関心は高く、多くの方々の出席、参加の返事を頂く事ができました。

全ての記念行事とも天気の神様にも恵まれ、講習会五百名、祝賀会五百五十名、合気道創始者植芝盛平翁先生の故郷を訪ねる旅九十名、千葉県岩井記念合宿二百七十名、岩井子供クラス合宿百三十名で指導部の予想を大きく上回りました。

これも普段から「一人でも多くの人に合気道を」をモットーに地道な国内、海外での実践活動が実を結んだのだと思います。この記念行事の成功に慢心する事無く、より一層の励みとして身を引き締めて、指導部全員が自分自身の修行と合気道普及に邁進をしていく覚悟です。今後とも一層のご協力、御指導ご鞭撻をお願い申し上げます。

本当にご協力有り難うございました。


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